不動産広告の折込チラシが、新聞や地域広報誌に載っているのを誰しもが目にしていると思います。
私の場合は、【リビング新聞】や【おでかけMORE】などを良く見ます。
特にお家探しは、検討期間が長いため手元に取っておいて、家族で相談するや会議をする時に役立つほか、他の広告の中では低コストで成約時の高いリターンも見込めます。
今回は不動産チラシの有効な理由と効果を高める方法をご紹介します。デザイン例も紹介しているので、ぜひ集客にご活用ください。
不動産業界の集客におけるチラシの効果
ここでは不動産業界の反響や集客におけるチラシの効果を現場を知る不動産事務員が紹介します。
チラシの内容は、分譲地などの土地情報からお家のリフォームや新築物件の完成見学会、分譲マンションの売り出しなどとっても沢山ありますが、効果は共通して見込めるのが折込チラシの強み!
紙ならではの「手元に取ってじっくり検討してもらえる」強み
チラシは、手軽に保管しておけるのでお家の検討材料として置いてもらえます。
例えば、ウェブ広告は、スクロールされてしまうと広告表示が流れて『どこいった〜?』ってなってしまいますが紙は違います。
紙の場合は、少しでも『いいな。』と思ってもらえて、手元に取っておいてもらえれば勝ち!
中でも、不動産は高単価な上検討期間が長い商材の特性上、よっぽど顧客にとってドンピシャな物件に出会わない限り、1つの情報だけで即決するということはまずありません。
例えば、新築物件なら複数のモデルルームや現地の土地の状況などを見て比較しながら、最終的に気に入った物件を決定するでしょう。
特に、家族間で情報を共有する際など、チラシという媒体があると認識してもらいやすくなりますし、不動産の営業マンからしても仲介物件などであれば案内中に広告主へ連絡がスムーズになります!
費用対効果が高い
チラシ1枚あたりの印刷費や、ポスティングや新聞折込する際の単価は数円程度。
不動産はほとんどの物件が高額商材なので、チラシで売買の契約が1件でも決まれば、十分投資する費用を賄えられます。
実際のところ、新聞を取っている方の高齢化と見る人が減ってきているので辞めてしまう会社さんも多いんだとか。
ただし、配布する際は何千部、何万部という単位で撒く必要があります!単価は、安いですがチリも積もれば山となります。
不動産会社がチラシで効率良く集客効果を上げるならば、自社のターゲット層を細かく調査し、より多くのエリアに優先的に配布したり、反響が出やすいエリアにターゲティングすることが肝と言えます!
近隣住民への集客効果を期待できる
不動産の購入を検討しているターゲットは、特定の地域に絞り【駅近】や【家から学校までの距離】など条件が合う物件を探す人が多い傾向があります。
例えば、今の職場からあまり遠くならない場所に住みたい方やお子さんがいる世帯では、学区を変えたくないという条件もあります。
不動産会社の中には、地主さんへの周知を意識している会社さんもあるそうです!
チラシは近隣住民や特定のエリアのターゲティングにして行える販促手法なので、不動産の販売にも効果が数字で表れやすいので営業効率も良いので面白い販促物だと思います。
不動産チラシはポスティング(手まき)がおすすめ
ポスティング(手まき)を不動産チラシの配布方法としてオススメする理由は、以下のようなメリットがあります。
【広く・小回りが利く配布ができること】
届けたいエリアに効果的に配布でき、配布エリアや頻度を柔軟に調整できる
【配布の選択肢が豊富】
新聞折込とは異なり、母数を確保しながら物件単位で配布のするかしないかを選択できる!
【配布量の調整ができる】
自社で配布量を決められるため、反響率を見込みやすいんです!
ポスティング(手まき)は柔軟性が高く、効果的な不動産チラシの配布方法と言えます。
集合住宅を中心に配布する
不動産販売のチラシをポスティング(手まき)する際には、「とにかくバラ撒く」よりも戸建てよりも集合住宅への配布が効果的です。
まぁ、面倒くさいから適当に撒く人が多かったりします(苦笑)
集合住宅に住む人々は、購入意向が高い可能性があります。
賃貸であっても、将来的に結婚や子育てをするなど具体的な夢を持っている方がいらっしゃる事が多く、住まいの購入を考えている需要も見込めます。
ポスティングの際には、「集合配布」を選択することで、効率的な配布が可能です。
また、新築マンションは売却ニーズが高いので、マンションの売主側(オーナー)にとっても重要な検討物件になるので有効的なんです。
賃貸でないマンションでも住み替えを検討する人々が存在することを仮定すると、効果的なポスティング方法の一つと言えます。
不動産広告のチラシのデザインは統一する
チラシの配布は単発ではなく、継続して行うことで効果が高まります。
うちの会社は、月2回必ず行っています!
デザイン作成の際には【統一感のあるデザイン】を意識することがとても重要!
フォントやコーポレートカラーを統一することで、どの会社のチラシなのかを認識しやすくします。
企業のキャッチコピーなどのテンプレートを用意しておくこともオススメ!
絞り込んだターゲット層が、認識しやすいデザインを作成することが必要です。
広告をする物件の強みやチラシの趣旨がすぐに伝わるようなデザインに仕上げましょう!
重要物件情報や間取りをわかりやすく掲載するだけでなく、印象に残る色合いや写真などにも工夫が必要です。
紙面のサイズやレイアウトの変更や用紙の質感の調整なども効果的!
チラシ作成には統一感を持たせることが重要ですが、プロのデザイナーに依頼することもおすすめです。
デザイン経験豊富な専門家に依頼することで、より効果的なチラシを継続して作成することができます。
コメント