玄米とは?その魅力とダイエット効果
【栄養宝庫】玄米の栄養素と健康効果
玄米は、もみがらだけを取り除いた精米されていないお米
玄米は、栄養価が非常に高く、健康志向の方に人気。
更に、玄米にはビタミンB群、ミネラル、そして食物繊維が豊富に含まれておりビタミンB1やB6は、糖質の代謝を助ける働きがあるので、エネルギーの供給をサポートしてくれます。
また、食物繊維は腸内環境を整える役割があるのでデトックス効果も期待できます。
更に、玄米には抗酸化作用を持つビタミンEやポリフェノール、フィチン酸が含まれています。
これらの成分は細胞の老化を防ぎ、免疫力を高める効果があります。
白米に比べてしっかり噛んで食べる為、食べ応えがあり満腹感を感じやすいため、ダイエットにもぴったりです。
【なぜヘルシー?】玄米と白米の違い
玄米と白米の主な違いは、玄米が未精米であることから、胚芽やぬか層がそのまま残っている
玄米には白米に比べて多くの栄養素が含まれています。
例えば、玄米にはビタミンB1が白米の約8倍も含まれており、筋肉の疲労回復や神経の働きを助ける効果があります。
また、玄米のぬか層には食物繊維が豊富に含まれています。これが腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える役割を果たします。
白米にはほとんど食物繊維が含まれていないため、この点でも玄米の方が優れているんです。
さらに、玄米に含まれるフィチン酸はミネラルの吸収を助けるだけでなく、体内の有害物質を排出するデトックス効果も期待できます。
これにより、体内のアルカリ性バランスを保つことができるので、健康的な体を維持することができます。
意外と簡単!玄米のおいしい炊き方
【お手軽】炊飯器での炊き方
玄米を美味しく炊くためには、まずしっかりとした準備が必要です。玄米は白米と比べて硬く、水分を吸収しにくいのでよく洗います。
玄米を水で洗い、余分なぬかを取り除きます。水に6時間つける(できれば一晩浸けておく)玄米モードのある炊飯器ならそのままスイッチオン。
玄米モードがない炊飯器の場合も浸水した玄米と水を適量入れ、通常通り炊飯します。
水は白米よりも多めに、目安としては1カップに対して水1.5~2カップが適量です。炊き上がったら、しばらく蒸らすことでさらに美味しい玄米ご飯が楽しめます。
【おすすめ】圧力鍋での玄米の炊き方
圧力鍋を使うと、玄米を短時間で柔らかく炊くことができます。
まず、玄米をよく洗い、炊飯器での炊き方と同じように1時間以上(できれば一晩)水に浸しておきます。
圧力鍋に玄米と水を適量入れます。目安としては玄米1カップに対して水2カップです。圧力鍋の蓋をしっかりと閉め、高圧で15分ほど炊きます。その後、火を止めて自然放置し、圧力が完全に抜けるまで待ちます。蓋を開けて玄米ご飯がふっくらと炊けているか確認し、軽く混ぜて蒸らします。
この方法は、短時間で非常に柔らかく美味しい玄米が楽しめます。
【ひとてま】寝かせ玄米の作り方とその効果
寝かせ玄米は、玄米の旨味と栄養を最大限に引き出す方法です。玄米と小豆、少量の天然塩を一緒に炊きます。
小豆を加えるとさらに栄養価が高くなり、味も美味しくなります。
酵素玄米(寝かせ玄米)の作り方
1.玄米と小豆を一緒に洗う
※お米は最初の水をよく吸収するので、1回目の水はすばやく捨てましょう。
2.玄米のメモリで水加減をしてから、追加で大さじ2~3杯のお水と塩を入れ軽くかき混ぜます。
そのまま2時間~ひと晩ほど水に浸けておきます(夏場は冷蔵庫へ)
3.塩を加え、炊飯器に入れて「玄米炊きコース」で炊きます。
4.炊き上がれば完成
(保温モードで1日1回、上下を返すようにかき混ぜてください。)
ここでの注意点としては、「保温モード」は切らないこと。 日が経つごとに味が変わり、もちもちとした酵素玄米(寝かせ玄米)が出来上がります。
最低でも1週間ほどを目安に食べきる様にしましょう。3~4日目が一番おいしく食べられます。
この熟成によって、消化が良くなり腸内環境の改善にもつながります。
【定番】腸活に効果抜群の玄米レシピ
発酵食品を使った玄米レシピ
玄米は、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な食材ですが、発酵食品と組み合わせるとさらに腸内環境を整える効果が期待できます。
例えば、玄米にキムチや納豆を組み合わせると、発酵食品の酵素が腸内細菌の活動を活発にし、消化吸収を助けます。
キムチ玄米おにぎりや納豆玄米ご飯は簡単に作れて栄養価が高いのでおすすめ。
低カロリーで美味しい玄米サラダ
玄米サラダは、低カロリーでありながら栄養価が高く、美味しく食べられる一品です。
玄米を炊き、冷やしてから野菜や豆類、ナッツなどを加えることで、ボリュームと満足感アップ。
腸活を意識するなら、発酵食品や食物繊維が豊富な食材を加えるとより効果的です。
たとえば、チーズやヨーグルトドレッシングを添えたり、ピクルスを加えたりすることで、風味も良くなります。
玄米ダイエットを成功させるためのポイント
【美しいは、1日にしてならず】継続すること
玄米ダイエットを成功させるためには、まず継続して習慣を変えることからはじめます。
継続するためのコツは、無理なく玄米を日常の食事に取り入れることが大切です。
最初は1食だけ玄米に置き換えてみてください。たとえば、朝食で玄米のおにぎりやランチで玄米を使ったサラダにしてみるなど、少しずつ日常に取り入れてみて!
玄米の独特な風味や食感が気になる方は、工夫して炊き方を変えることで美味しく食べられます。
圧力鍋や寝かせ玄米など、いろいろな方法で炊いてみると、味のバリエーションが楽しめます。こうした工夫をすることで、継続するモチベーションに繋がります。
【玄米ダイエットにプラス】食事と運動のバランス
玄米ダイエットは、白米から玄米に置き換えることで糖質を制限せずに、健康的に痩せる方法のひとつです。
しかし、食事だけでなく運動とのバランスも大切。日常的に適度な運動を取り入れることで、代謝が活発になり、ダイエット効果がさらに高まります。
玄米はビタミンB1やB6が豊富!これらのビタミンは糖質の代謝をサポートします。
したがって、食事から得る栄養素と運動を組み合わせることで、脂肪の蓄積を抑えることができます。
たとえば、毎日のウォーキングや軽いジョギング、ヨガなどの運動を日課にすることで、玄米ダイエットの効果を最大限に引き出せます。
【まとめ】玄米ダイエットで健康的に美しく
玄米ダイエットは、白米から玄米に主食を置き換えることで、健康的なダイエットを実践した経験を元に書きました。
玄米は、もみがらだけを取り除いた精米されていないお米のことで、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。これにより、栄養価が高く、糖質の代謝を活発にし、脂肪の蓄積を抑える効果が期待できます。
玄米の炊き方を工夫することで、その風味や食感をさらに楽しむことができます。栄養価も最大限に引き出すことができます。
例えば、炊飯器や圧力鍋を使ったり、寝かせ玄米を取り入れてみるなど自分に合ったものを選びましょう。
また、玄米の腸活で腸内環境を整え、健康に!発酵食品やもち麦を加えたレシピ、低カロリーで美味しい玄米サラダなどを取り入れることで、飽きずに続けられます。
玄米ダイエットを成功させるためには、まずは継続してみて下さい。
また、食事と運動のバランスを取ることで、より効果的なダイエットができます。
これらのポイントを押さえて、玄米ダイエットを実践して、より健康的な習慣を手に入れてみて下さい。
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