猫を飼うために何を用意すれば良いか、何に気を付ければ良いかというご質問をいただく事が多いので、猫を迎えるための準備について紹介します。
初めて猫を飼う方はもちろん、飼育経験がある方にも今一度ご確認いただきたい情報を是非ご覧ください。
心の準備
猫を迎える前に、飼い主としての心の準備が出来ているかをもう一度確認しましょう。
これから10年以上の歳月を共にする猫ちゃんを迎えると、楽しい事や癒しの時間はもちろん増えますが手のかかること、お金の負担も増える事になります。
留守時間の調整や家の中の整理整頓、余分な物の処分など、猫を迎えたために犠牲にしなくてはいけない事も多々生じます。
それでも猫を飼いたいのか、そして迎えた猫を最期まで責任を持って飼い続けられるか、よ〜くよ〜く!考えてください。
飼い始めてしまったらリセットは出来ません。
猫の飼育に必須アイテムの購入
おすすめの猫用ケージ
猫の生活スペースにもなる猫用ケージ。
不要だと思う人もいるかもしれませんが、猫にとってはトイレやしつけ用としては勿論、猫は狭いスペースが大好き!
《値引きクーポン配布中》猫用トイレ
猫は本能的に砂がある場所をトイレだと認識します。
飼い始める前にトイレを用意してあげると排泄の失敗を防ぐことができます。
踏み台付きのものや、屋根付きのものから、自動で掃除してくれるもの、おまる型のものなど形状が様々!!
猫の大きさやトイレの設置場所に合わせた物を用意してあげましょう。
猫用トイレは、砂の飛び散りや臭い、毎回掃除をするのが大変ですが、最近販売されているトイレは、飼い主の悩みや用途に合わせた製品も多数販売されているため、悩みに応じたトイレを探してみるのがおすすめです。
【人気の商品】おすすめのトイレ砂
トイレ砂は紙・木・鉱物タイプがメジャーですが、おからやシリカゲルなどの素材でできたものがあります。
固まり方やトイレに流せるものやゴミの出し方や値段などそれぞれ特徴があるので値段だけで決めず用途にあったものを探してあげましょう。
猫はトイレの後に砂を掻くので、ほこりが舞ったり砂を外に出してしまいます。
出入り口に足ふきマットを敷いたり、トイレ自体にカバーが付いているものや深さがあるものを設置するのがオススメです。
又、家族が集うリビングに猫用トイレを設置することで、飼い主の目が届きやすくなるので、排泄の頻度やニオイなどから体調管理がしやすくなります。
体調面での不安が増えるシニア猫を飼う予定の方やシニア猫ちゃんがいらっしゃるご家庭にはおすすめです。
健康を考えたキャットフードを厳選!
いずれにしても総合栄養食と書かれたものを用意してあげましょう。
ペットショップの猫や保護猫なら、元々好んで食べているご飯を用意してあげると◎
猫の好みや月齢などの特徴合わせたドライフードとウェットフードを併用すると良い場合があります。
【猫用食器】水飲み用とエサ用を用意する
猫用に深さや形を工夫された物あるりますのである程度の重さ・安定感があるものを選んであげると食事中などに動きにくく、食べやすいのでオススメです。
洗えて清潔が保てる物を選んであげましょう。
子猫の内は、あまり深いと上手く食べられないこともあるので、浅い小皿などで代用するのも良いでしょう。
猫用のキャリーバッグは必須
猫を迎えする時はもちろんですが、病院に連れて行ったりする時にも必要になりますので必ず用意します。
昔のキャリーバッグは、種類が少なかったのですが、今は可愛いものからコンパクトなタイプまで用途に合わせて選べます。
猫は、狭くて暗い場所を好む場合が多いので中にやわらかい布を敷いて、お部屋に置いてあげると隠れ場所や寝床にする事もできます。
掃除のしやすい物、扉がしっかりしていて壊れにくい物を選んであげましょう。
【消耗品】爪とぎは大量に用意する
ダンボールやカーペット素材、畳、麻など様々な素材・形状のものがあります。
用意したからといって必ずしもそこだけで爪とぎをするわけではじゃあありませんが、色々な場所に爪とぎを設置してあげることで『ある程度』家具や壁・床での爪とぎを防ぐことができます。
また爪とぎは、消耗品なので定期的に新しいものに交換しましょう。
襖とカーテンは、基本ボロボロでした
余裕があればあると良い猫グッズ
おしゃれすぎるキャットタワー
キャットタワーは、布製や木製がありハイタワータイプやつっぱりタイプなど、猫に合った高さのものを選んであげましょう。
子猫や高齢猫にはミニタワータイプ、活発な猫や太り気味の猫にはハイタワータイプがおすすめです。
キャットタワーは、上下運動でストレス解消やいたずら防止、リラックス、爪とぎができることです。
キャットタワーの置き場所は、猫の好みや性格に合わせて工夫し、安全に設置してあげましょう。
猫用ベッド
クッションタイプや家や箱型など、かわいいからスタイリッシュまで様々な種類があります。
でも、用意しても猫が使ってくれないこともありますのでお迎えしてからしばらく様子をみて、個性にあったものを選んであげても良いですね。
首輪
オシャレなものや居場所がわかるように鈴が着いているものなどがあります。
安全の為に、どこかに引っかかると簡単に外れる仕組みの首輪にしてあげると万が一の時に安心です。
オモチャ
猫じゃらしやボール、ネズミのおもちゃなど、運動不足を解消したりコミュニケーションツールとして用意してあげたいですね。
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猫と暮らすお部屋作りとポイントをご紹介
《1》猫が自由にのびのびと動き回れるレイアウトにする
猫は、家中のパトロールを日課にします。
余裕があれば、キャットタワーとあわせてキャットステップやキャットウォークを部屋に作ってあげて、自由に上下左右に動けらようにしてあげることで運動不足を解消できます!
猫にとって【自由気まま】に動ける環境を作ってあげる事が、快適な暮らしにおいてとても重要になることを留意ください。
《2》猫が、一匹になれる隠れ家を用意する
飼い主にも、邪魔をされずにのんびり一人で過ごす時間は猫にとって大切な時間。
猫ベッドや猫ちぐら、1匹分ほどの小さめダンボールなど、暗くて狭い隠れ家を用意してあげる事で、猫は安心してくつろげます。
猫を多頭飼いする場合でも、猫が一匹になれる場所の確保してあげたいですね。
《3》床や棚にモノを置かない
猫が安全に暮らすための基本は、『部屋の中を整理整頓して片づけておく』
床や棚などさ、猫が足をおける場所にモノを置きません。特に高いところが好きな猫は、何かと棚の上に上ります、上った先にモノが置いてあると、猫が誤って(又は、いたずらで)モノを落としてしまいます。
猫のケガを予防するためにも、極力モノは置かず、整理整頓を努めましょう!
《4》電気コードの配線や花瓶などのセトモノにも注意
遊び好きなイタズラ好きな猫の場合、電気コードなどにじゃれついてしまう事も!
感電してしまう可能性もあるので家具の後ろを通したり、コードカバーを付けるなどの工夫をして安全を心がけましょう!
花瓶は、落としたり、落としてしまった時に猫が怪我をしてしまう恐れがありますので使用を控えましょう。
《5》誤飲に注意する
猫のいるお部屋は、猫が誤飲する恐れのあるものは徹底的に取り除いきます。
アクセサリー類や裁縫道具、お箸や薬など、しまっていない物は何でも猫のオモチャになってしまいます。
また、糸くずやひも状のもの、ビニール袋やリボンなども齧ってしまったり首に絡んでしまう事があり大変危険です。
誤飲すると腸閉塞を引き起こす恐れがありますので必ず片付けておきましょう。
人間の赤ちゃんが危険とされているものとほぼ同じです。
小さいおもちゃは与えず、ひも状のねこじゃらしなどは飼い主と一緒に遊ぶとき以外は、猫が勝手におもちゃを出してしまわないよう、開閉が困難な引き出しなどにしまうと良いでしょう。
じゃれても危険の無い物であれば良いですが、誤飲してしまったり猫の怪我の原因になるものは事前に片づけておきましょう。
《6》猫の苦手なニオイを避ける
猫が快適に暮らすためには、ニオイにも注意が必要です。
中でも、柑橘系やフローラル系の香りは、猫にとって不快なニオイなので控えてあげましょう。
香水や芳香剤などの香料の強いものの使用は避け、洗濯で使用する柔軟剤の香りにも気を遣ってあげるとより良いですね。
《7》窓や網戸をチェック
成猫になる想像以上に力が強く、窓を自力で開けてしまったり網戸を引き裂いて脱走してしまうことも!
脱走する前に、窓や網戸用ロックを掛けるようにしてあげましょう。
《8》風呂場は立入禁止に
お風呂の浴槽に水が深くたまっていると、誤って落ちてしまって、溺れる可能性があり発見が遅れると命の危険もあります。
また、滑って転びパニックになり怪我をする可能性も!
風呂場自体を立入禁止にすることをおすすめします。
お風呂に入ってる時に猫が心配して見に来て私の事を鳴いて呼ばれるとキュンとします。
《9》壁や床の保護
どんなに爪を切っても、壁や床に傷が付くのを完全に防ぐことは不可能。
特に賃貸物件にお住まいの場合や激しい爪の傷が付いて困る方は、事前に保護シートなどを用意しておきましょう。
何があっても最後まで一緒に
人生何が起こるかわからない。
病気や引っ越し、結婚、出産など、人生にはいろいろなことが起きると思います。
たとえ困難があったとしても【どうすれば愛猫と一緒にくらせるか】【お互いに幸せでいる方法はないか】をしっかり考え、向き合い実行することが大切です。
- 心の準備:猫を飼う責任や手間を考え、猫を最期まで責任を持って飼い続けられるかじっくり検討する。
- 猫の飼育に必須のアイテムの購入:猫用ケージ、トイレとネコ砂、キャットフード、猫用食器、キャリーバッグ、爪とぎなど。
- 余裕があればあると良い猫グッズ:キャットタワー、猫用ベッド、首輪、オモチャなど。
- お部屋の準備:猫が自由に動ける環境を整える、隠れ家を用意する、床や棚にモノを置かない、誤飲に注意する、猫の苦手なニオイを避ける。
これらの要点を押さえて、かわいい猫との暮らしを迎える準備を行いましょう。
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